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令和7年度認定企業

株式会社Sott

▷会社・商品・サービス概要

Sottは、東北産ホップを活用した香りのウェルネスケアプロダクト事業を展開しています。ビールに使われるホップは、実は目には見えない不調緩和をほどこす成分が含まれているハーブです。また、岩手県はそのホップの生産量が全国No.1でありながら、ホップ産業は縮小傾向にあり、新規就農者不足、収益性の確保が深刻な課題となっています。
そこで、ホップの機能性に着目したウェルネスケアブランドSottを立ち上げ、「六次産業×D2C/卸売モデル」を確立し、ホップ自体の高付加価値化および農家さんへの直接還元を行うことで産業の下支えができればと考えています。9月末よりクラウドファンディングをスタートし、その後、本格的に宿泊施設や百貨店、サロン店舗等との連携を通じて販路を拡大し、岩手発のブランドとして全国・海外展開を目指します。

▷ 会社のパーパスやビジョン

Sottは代表である私自身の原体験から生まれました。 20代、がむしゃらに働く日々のなかで、身体の些細な変化に気づくことができず、後の検査で身体が悲鳴をあげていたことに気がつきました。同じ思いをする人をひとりでも減らせるよう、Sottは、忙しさに追われる現代社会の中で、ふと立ち止まり、心と身体を整える瞬間を届けることを目指しています。

また地域資源を活かしたブランドづくりにあたり、東北の大地で育まれたホップを、ビール用途だけにとどめず、人々の暮らしを豊かにする新しい価値として再解釈しました。そうした新たな価値を創ることで、一次産業の未来を支えるとともに、日常に余白と豊かさをもたらす存在へと成長していきます。

▷盛岡アクセラレータープログラムへの参加理由

Sottは昨年立ち上げたばかりのブランドであり、これから本格的に販売を進めるうえで「販路拡大」と「ブランド認知の向上」が大きな課題です。特に競合が多いウェルネス市場において独自性を築くためには、ブランド戦略に基づくマーケティングの実行や、宿泊施設・百貨店・小売店など多様なチャネル開拓が不可欠だと考えています。

そこで本プログラムを通じて、専門家からの知見やメンターのアドバイスを得ながら、自社の戦略を磨き上げていきたいと考えています。また、地元企業や自治体、金融機関とのネットワークを構築することで、販路拡大だけでなく地域に根ざした持続的な事業成長につなげたいと思っています。

▷代表プロフィール

1993年生まれ、岩手県北上市出身。
早稲田大学 大学院経営管理研究科(MBA)修了。
新卒にて大手HR会社へ入社し、その後スタートアップ支援会社であるEXPACTのCOOとして資金調達や採用支援、組織構築等に従事。2024年8月 Sottを創業。

生まれてから大学まで岩手の緑あふれる大地で過ごし、22年間育ててもらった地元へ何か恩返しができたらという想いから、Uターン・法人登記を決意しました。本プログラムへの参加を通じ、岩手発ブランドとして成長を加速させていきたいと思います。
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