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令和7年度認定企業

Defios株式会社

▷会社・商品・サービス概要

現在開発を進めている「ValorAI」は、ゲームへの生成AI組み込みに伴うハードルを下げ、ゲームクリエイターがAIを活用したゲームアイデアを即座に形にできるミドルウェアの提供を目指しています。ChatGPTのような文章生成AIをゲームに搭載すれば、プレイヤーの入力に応じてインタラクティブに動作し、従来は実現できなかった新しい遊びの体験を提供できます。その可能性にはゲーム業界でも期待が高まっております。一方で、一般的な生成AIは外部サービスに依存しており、生成のたびに課金が発生するため、クリエイターはアイデアの実現と収益性との間でトレードオフを迫られるのが現状です。ValorAIはエッジAI技術を活用することで生成ごとの課金を不要とし、クリエイターがコストを気にせず自由にAIゲームを開発できる環境を実現します。

▷ 会社のパーパスやビジョン

技術は人々が使うことによって
初めて価値が生まれる

Defios株式会社はソフトウェアの高速化技術を強みにエッジAIの実現を得意とする会社です。「技術は人々が使うことによって初めて価値が生まれる」という理念のもと、先端技術実運用化の障壁を解消し、より多くの人々に活用機会を提供することで”技術の価値を最大化”することをミッションに掲げています。また、岩手県には岩手県立大学や一関工業高等専門学校をはじめとした、優秀なIT人材を育成する教育機関が存在しています。しかし、多くの卒業生が首都圏へと流出している現状があります。私たちは、岩手に根ざした企業として成長し、地元に高度人材の雇用機会を創出することで、地域における人材流出という課題の解決にも貢献していきたいと考えています。

▷盛岡アクセラレータープログラムへの参加理由


これまでDefiosは受託開発を主軸として事業を展開してまいりました。今回の事業では、生成AIとエッジ技術を活用した新規プロダクトを通じて、これまでに深く踏み込んでこなかったゲーム業界という新たな市場に、スタートアップ的なスピード感と成長性をもって挑戦していきたいと考えています。その中で本プログラムを通じて、事業成長に不可欠な販路拡大、ネットワーキング、資金調達やマーケティングに関するノウハウの獲得等に強く期待しております。盛岡という地域から、世界に通用する先端技術プロダクトを生み出すモデルケースとなることを目指し、本プログラムでの支援を最大限に活用していきたいと考えております。

▷代表プロフィール

宮城県仙台市出身
岩手県立大学ソフトウェア情報学研究科博士後期課程在学。

大学ではエッジコンピューティングにおける高性能計算に関する研究を行う。研究成果がきっかけとなり、2019年からIdein株式会社でR&Dエンジニアとして従事。その後独立し、2021年にDefios株式会社を設立。Defiosでは研究開発技術を強みにコンビニ、自動運転車、工場等にAIアプリを提供し、先端技術の社会実装に尽力している。生成AI活用のニーズが急速に高まる中、これまで培ってきたエッジAI技術を活かし、幼少期から強い関心を抱いてきたゲーム業界の課題解決に挑戦し、Defiosの急成長を目指している。
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