令和6年9月28日(木) 17:00 ~ 19:30
1. インパクトスタートアップ宣言について
イベントの冒頭では、インパクトスタートアップに対する参加者の理解を深めるために盛岡市長、内舘 茂氏より「インパクトスタートアップ宣言」が行われました。この宣言では、社会的な課題解決を通じて地域社会に価値をもたらす企業の役割や使命について言及され、先が見通せない不確実な時代だからこそ選択肢の一つとして起業という道もあることが示されました。
2. 盛岡アクセラレータープログラムの内容について
次に、盛岡アクセラレータープログラムの概要が紹介され、プログラムがどのように地域の企業や起業家をサポートしているかについて盛岡市より説明いたしました。このプログラムでは、参加企業の成長を後押しするために、専門家によるメンタリング、ネットワーキングの機会、PRの機会や資金調達に向けたサポートを提供していること、10月15日までの募集となっていることを告知いたしました。
3. インパクトスタートアップとは
イベントでは、「インパクトスタートアップ」の概念についてもライフイズテック株式会社 水野雄介氏より説明いただきました。単なる利益追求ではなく、社会的な影響を第一に考えながら事業を展開する企業のことを指し、地域課題の解決や社会全体の持続可能性を重視する姿勢が求められるという点が強調されました。この新しいスタートアップの形態が、今後の企業活動の指針となることが期待されています。
4. 今後の盛岡に必要なインパクトスタートアップ戦略とは
最後に、盛岡の未来を支えるインパクトスタートアップ戦略について水野氏と株式会社ヘラルボニー 松田文登氏で意見交換が行われました。地域資源を活用しながら、若者や新たな起業家が地域に根付いて活躍できる環境を整備する必要があることが議論され、さらに外部からの人材や投資の流入も促進するための方策について具体的なアイデアが出されました。この戦略の一環として、今後もアクセラレータープログラムや地域との連携強化が重要な要素として位置づけられ、多くの方に参画の呼びかけをいただきました。
盛岡アクセラレータープログラムでは第二回講座として11月22日に
「PwCコンサルティングが考える事業構想」を開催いたします。
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申し込みは11月20日まで受付しております。是非、ご参加くださいませ。